Yuko Agena Official Site
夢が叶いつづける手帳術
© Yuko Agena Official Site All rights reserved.

統計データを参考に家族の時間を見直してみよう
5年ごとに総務省統計局により行われている「社会生活基本調査」は、1日の生活時間の配分と過去1年間における主な活動状況などを詳しく調査しているものです。
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進、男女共同参画社会の形成、少子高齢化対策等の各種行政施策の基礎資料として利用されていますが、過去データとの比較や地域ごとの詳細データもあり、なかなか見ごたえのある資料です。
※ 総務省統計局 平成23年社会生活基本調査のページはコチラ
行動の分類
このような統計データ、なかなか見る機会はないのではないでしょうか。
国民がどんな時間配分で生活しているのかを知ることで、自分の時間配分を考え直すきっかけにしていただければ…と思いますので、今後も取り上げていきたいと思います。ひとつの記事にまとめるには無理がある…というほど、膨大な量のデータがあるのです…。
この調査では、1日の行動を20種類にの項目とし、さらに3つの活動に分類されています。
1次活動:睡眠,食事など生理的に必要な活動
2次活動:仕事,家事など社会生活を営む上で義務的な性格の強い活動
3次活動:1次活動,2次活動以外で各人が自由に使える時間における活動
となっています。
20種類の行動は下記をご覧ください。
出典:「平成23年社会生活基本調査結果」(総務省統計局)(http://www.stat.go.jp/data/shakai/2011/pdf/houdou2.pdf)
この3つの活動分類は、タイムトラッキングを行う上でも知っていた方がいいものです。
実際には、3次活動はもっと細かく分類してデータをとることになりますが、1次活動~3次活動の時間配分を比較するためには、この分類の仕方は大いに役立つものです。
タイムトラッキングについては下記の記事を参考にどうぞ。
要約が指摘している男女の差
社会生活基本調査結果の中には「要約」がついていて、データから読み取れることを端的にまとめてくれています。「時間がない」「概要だけさっと知りたい」という方はこの部分を見るといいですね。
要約の中には
・ 1日の生活時間
・ 各種属性別にみた生活時間
とあり、それぞれ小項目もあるのですが、特に気になったのが「1.1日の生活時間 - (4) 家事関連」の項目。
出典:「平成23年社会生活基本調査結果」(総務省統計局)(http://www.stat.go.jp/data/shakai/2011/pdf/houdou2.pdf)
身の回りの友人たちは「夫婦間で家事を分担している」と話す方も多く、男女間で未だこの差があることに驚きを隠せませんでした。
知って改善することが大事!
逆に、男女間での就業時間は男性の方が多く、週単位の労働時間の差は2時間から3時間になる模様。
極端な仮説かもしれませんが、もし
・男性が残業が多く、家事をする時間がないから女性がやっている
・家事があるから女性は早く帰らねばならず、長い時間働けない
という理由がその背景にあるとしたら…お互いに不満がたまっていくのではないでしょうか。
個人個人での時間の使い方を見直すのはもちろんですが、家族単位で時間の使い方を見直すことも大事なことですよね。
毎日を充実して過ごすために、このようなデータを参考にし、時間の使い方を家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。お互いに協力することでストレスも解消されるでしょうし、ますます家庭円満になっていくことが期待できますから。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。

【雑誌】スクール情報誌えら部:イントレコラムvol.10「イントレで何が変わるの?」
人生が変わる!大人の速読 ーイントレー 速読が進化!大人のための「自己実現教育」 スクール情報誌えら部に連載しているイントレ…

【雑誌】スクール情報誌えら部:イントレコラムvol.09「独学で習得はできる?」
人生が変わる!大人の速読 ーイントレー 速読が進化!大人のための「自己実現教育」 スクール情報誌えら部に連載しているイントレ…

動画販売開始!8人の女神が知恵を伝授!女性の輝きフェスタIN沖縄
お待たせいたしました! 10月23日(日)に沖縄県浦添市の結の街で開催された「8人の女神が知恵を伝授!女性の輝きフェスタIN沖縄」のDVD…
この記事へのコメントはありません。